オランダ語初期の勉強法
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オランダ語の学習をする中で、多くの人にとって最も困難になるのがリスニングです。
そのため、リスニング学習を効率的に行うことがオランダ語習得をスムーズに進めるために最も重要になってきます。
リスニング学習を効率的に進めるために以下の3段階のステップに沿って進めて行くことが重要だと話しました。
- 文章から単語を聞き取れるようにする
- 熟語で意味を捉えられるようになる。
- 文の構成を意識して文全体の意味を捉えられるようになる
今回は、ステップ①:文章から単語を聞き取れるようにする。段階での勉強法について紹介します。
ステップ①で目指すべき学習
ステップ①の段階をクリアするために必要なことは、
- まず、使われている単語の音を知っていること。
- 耳がネイティブのスピードに慣れること。
の2つです・
よく、リスニングでまだ全然聞き取れない時にリスニングのスピードを落として文章の意味を理解しようとしますが、慌てて意味を理解しようとしてはいけません。
まず使われている単語をしっていること
まず、発音が分からない単語は聞き取れません。
例えば、「van de stad」という熟語を聞き取るとき、聞こえてくる音は「vandestad」と単語の区切れが分からない状態です。
「vandestad」を「van de stad」を聞き取るためには、van、de、stadの3つの単語とその発音を知らなければ、van destadかもしれないし、vandes tadかもしれない。となり単語を捉えることは出来ません。
なので、まず日常単語と言われる2000~3000単語の発音を知る必要があります。
単語の発音を覚える勉強法と教材
単語の発音を覚えるために出来る勉強法は主に2つです。
単語を調べた時に一緒に発音を聞く
私がいつもオススメしている翻訳サービス「Google翻訳」を使えば、調べた単語はワンクリックで発音を確認することが出来ます。
単語を調べた時には必ず発音も確認する癖をつけましょう。
発音CD付きの単語帳を使う
限られたオランダ語教材の中にも、1つ音声CD付きの単語帳が存在します。
それがこちら、オランダ語基本単語3000です。
こちらの単語帳は正直、これは必要なの?という単語がちょくちょく入っているのが残念なのですが、基本的な単語を発音と一緒に確認できる点で非常に利用価値が高い教材です。
こちらの音声CDが利用価値が高い点は、オランダ語単語の発音だけを収録しているのではなく。単語ごとにでオランダ語→日本語という順番に収録されているため、こちらの単語帳を持ち運ばなくてもCD音声を音楽プレーヤーに入れておくことで、それだけで単語学習が出来るという点です。
オランダ語のリスニング学習を始めばかりの方にはぜひともおすすめの一冊です。
ネイティブのスピードに耳を鳴らす
日常単語を学習しても、ネイティブのスピードに耳が慣れていなければ単語を聞き取ることは出来ません。
覚えた単語を聞き取るには、ネイティブが話すスピードに耳を慣れさせる必要があります。そのため、単語学習を覚えることと並行して、耳に慣れさせる作業も進めて行く必要があります。
ステップ①だけに留まらず、耳をネイティブのスピードに慣れさせることはリスニング学習に全体において非常に重要になってきます。
一方で、耳を慣れさせる作業に関しては、どれだけ聞いたかという量が非常に重要になってくるため、耳を慣れさせるためだけを考えればどんな教材を使うかは重要でアありません。
しかい、ステップ①の勉強をスムーズに進めるためには、耳を慣れさせる作業を行いながら単語の発音も確認できる勉強法を紹介します。
耳を慣らしてオランダ語を捉える勉強法と教材
耳を慣らせながら単語の発音を学習する方法として、おすすめの勉強法はリスニング教材を目で追うという方法です。
この方法を取り入れるためには、文章とセットになっているリスニング教材が必要です。しかし、オランダ語のリスニング教材はYouTubeなどを頼らなければなかなか種類が選べません。
そんな中で、文章とセットになったリスニング教材を3つ紹介します。
LingQは言語学者が開発した語学学習サイトで、語学学習の第一歩はネイティブの文章を聞くことであるという理論を基に開発されています。
lingQでは、リスニング教材の難易度が選ぶことができ、単語を捉えるのに少しずつ難易度を上げていくことが出来る唯一のリスニング教材です。
難易度が選べる点、また教材の豊富さは無料とは思えないクオリティーなので、ステップ①だけでなく。オランダ語学習全体を通して活用できる教材です。
クレインス桂子の文法書・2冊
こちらは文法書として出版されている教材ですが、リスニング教材としても非常に役に立つ1冊になっています。
日本語の文法書で日常会話に必要なレベルを全て網羅しているのはこの2冊のみなので、文法書としても必需品ですが、同時にリスニング教材としても使えるため買っておいて間違いないでしょう。
リスニングスピードは初級・中級ともそれほど差はありませんが、使われている単語が微妙に中級の方が難しいです。共に、単語の訳+文章の訳が付いており分からない単語も確認することが出来ます。
LingQがパソコンと通信環境がなければ使言えないのに対して、こちらの2冊を使うメリットは音楽プレーヤーに入れておけばどこでも聞くことができ、かつテキスト自体も持ち運びやすいハンディーなサイズであること。
テキストを持ち運んでおけば、移動中や隙間時間でも勉強することが出来るため、時間を有効に使って勉強できるので、この2冊は買っておいて間違いないです。
- まずは日常単語の発音を覚えること
- 耳を慣らせることは文章とセットのリスニング教材で行う