オランダ語学習の序盤でのリスニング勉強法
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オランダ語を学習序盤で最初にぶち当たる困難が、
「リスニングの勉強法が見つからないこと」
だと思います。
文法やリーディングは少し教材が難しくても、じっくりやれば何とか理解できないこともないと思います。
ですがリスニングに関しては、聞けないものは聞けないので自分にあった教材がない中で勉強することはかなり難しいと思います。
自分にあった教材が見つからない人のために、以下の記事でリスニングのオススメの学習教材を紹介しています。
ですが、結局は本当の序盤に適した教材はほとんどありません。
今回は、そんな教材難の中でのリスニング学習法について、自分の経験からお話ししていきます。
難しいなら字幕に頼るしかない
オランダ語学習序盤でも理解できるようなリスニング教材はほとんどありません。なので、難しい教材を使うしかありません。
ですが、理解できないものは理解できません。そんな時に頼るのは「字幕」です。
と言っても字幕付きの動画はほぼないので、使うのは
CD付きの文法テキストです。
いくつかの文法テキストでは、例文に加えて例文を読み上げているCDが付いているものがあります。
文法テキストなので、もちろん会話のスピードや単語もそれなりに簡単にしてあるので、このCD音声が唯一、初球レベルのリスニングで使える教材だと思います。
序盤はこれを使い込むしかありません。
CD付きの教科書紹介
それでは、CD付きの初球レベルの文法テキストを紹介していきます。
⑴オランダ語の基礎ー文法と練習
オランダ語の基礎は、文法テキストとしても私が最もオススメする教材で、同時にリスニング用CDも付いてくる、序盤に最も使える教科書だと思います。
文法の内容で20章に分かれており、それぞれに例文とその音声があるので、
20個のリスニング教材がついてくるのがこちらの文法テキストです。
会話のスピードもゆっくりめで、例文の後には新出単語20語ほどの意味も乗っているので、使いやすいです。
なので、これが一番のオススメです。
⑵ニューエクスプレス オランダ語
様々な言語の文法本で販売されているニューエクスプレスシリーズですが、こちらも例文とCDが付いています。
ニューエクスプレスは、「オランダ語の基礎」に比べ少し内容が簡単です。
自分としては文法を勉強しきるには若干少なかったかなと思うところがあるのですが、
序盤は確実に理解していきたい人にはオススメです。
⑶聴いて話すためのオランダ語単語2000
文法テキストではなく単語本ですが、こちらも音声CDが別売ではありますが付いているので紹介しておきます。
こちらは、文章ではなく単語を「オランダ語→日本語」の順に読み上げていくのがCDの内容です。
このCD音声は唯一単語ごとで音を確認できる教材です。
オランダ語には難しい発音がいくつかあるので、そういった単語の発音を勉強には、このCDが唯一と言っていいほどの代物になります。
単語の壁にも必ずどこかでぶち当たるので、こちらも買っておいて損はないと思います。
オススメ勉強法
それでは、音声CD付きの文法本での、序盤にオススメのリスニング勉強法を紹介していきます。
序盤のリスニングは、内容がわかっていても難しいです。
なので、最初は完全に内容を理解した状態でどれだけ単語をつかめるかという勉強法になります。
- 例文はまずわからない単語は調べ、内容を完全に理解する
分からない、知らない単語は間違いなく聞き取れません。
「単語の音」「状況」「単語の意味」が3つ噛み合って初めて文章を理解できますが、序盤は「単語の音」を聞き取ることに集中したいので、
「状況」と「単語の意味」はリスニングを始める前に潰しておきます。
- 一度、その例文全体を流して聞く
聞く前に単語や例文の意味を理解していても、序盤はまず単語が聞き取れないと思います。(出来ればかなり語学向いていると思います。)
一度聞いても、例文の雰囲気を一度確認します。
- もう何回か度聞いて聞き取れた単語をメモる
数回聞いて、聞き取れた単語をメモしていきます。
数単語の塊で聞き取れればベストですが、単語だけでもいいと思います。
聞き取れる単語数を上げていくことを目標にして頑張ればモチベーションにもなると思います。
聞き取った単語がちゃんとあるか、一応確認しましょう。
- 先に一文を読んでから聞く
次に、例文の最初の一文だけを見てその一文だけCDで聞きます。
この時に、「この単語はこういう発音なのか。」ということをしっかり確認しながら、一文を何回か聞いてしっかり確認しましょう。
一文のすべての単語の音が確認できたら、次の文章に進んで全部の文章を制覇します。
- シャドーイングをする
シャドーイングというのは、一文だけ聞いてその一文を書き出すリスニングの有名な勉強方法です。
これまで、その例文一個をかなり読み込んできたので、これだけやり込めばシャドーイングもできると思います。
何度も聞いてもいいので、音を拾って一文一文を書き起こしていく勉強法です。(理想的には1回で聞き取りたい。)
さすがに、これまでの勉強で内容を完全に覚えてしまうという人は、日を空けてやるといいと思います。
なぜ、このやり方に行き着いたか。
このやり方は自分も試行錯誤の末に行き着いたやり方です。
自分も最初はまずはオランダ語に耳を鳴らして、音を聞き取れるようになろうと思っていた時期があったのですが、
初心者が耳を慣らすために適した教材なんてまずないので、少し難しいレベルの教材をコテンパンに使うしか方法がないんです。
なので、この方法に行き着きました。
序盤は本当に教材がないことがかなりネックになります。
ですが、開き直ってその教科書を完璧に暗記したのも今思えばよかったと思います。
その教科書の中の単語は今でも、「あ、あの例文の単語やこれ」というレベルで脳に染み付いているので、使えます。
なので、一個一個の教科書をコテンパンに使い倒してください!