オランダ語ニュース解説1-2【リスニング教材】
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こちらは、オランダ語を勉強するも教材不足に悩んでいる人に向けたものです。
以下の動画で話されている文章を解説していきます。
今回は動画の30〜1分28秒あたりの文章について解説していきます。
動画にも字幕がついていますが、話し言葉と書き言葉の関係で省略されていたりします。こちらの方には省略された文章も載せています。
・使われ方のイメージ
以下の動画をリスニング・ディクテーションしてもらって、
その後に文章の意味と文法的な解説を理解してもらう
という風に使ってもらうことをイメージして作成しています。
ですが、もちろん好きに使ってもらって大丈夫です。
Zo snel maakt Netflix traditionele tv kapot
文章と意訳
⑴Daarna is het rap omlaag gegaan.
その後、これは急速に下がって行きました。
⑵Morgan Stanley ziet daar maar één oorzaak voor en die heet Netflix.
モーガン・スタンレイはそれに対して一つ原因を予想しています。それはNetflixです。
⑶Samen met nog een aantal andere aanbieders, zoals Amazon, verdrukt Netflix het ouderwets tv kijken.
アマゾンのような、いくつかの他のブロードキャストと一緒に、Netflixは昔ながらのテレビ視聴を押しのけるでしょう。
⑷Dit is Amerika, maar volgens het rapport volgt Europa in rap tempo.
これはアメリカですが、その報告によるとヨーロッパはより急速に後を追っているようです。
⑸Dit is Duitsland. Daar zijn nog niet zo heel veel Netflix-abonnementen. Maar als Duitsers zo’n abonnement hebben, is de keuze snel gemaakt.
これはドイツです。ドイツにはまだそれほど多くのNetflix登録者はいません。しかし、ドイツ人がそういった登録をすれば、すぐにそれが選ばれるでしょう。
⑹De eerste kolom, deze kolom, die houdt in de huishouders die nog geen abonnement hebben op bijvoorbeeld online televisie.
1つ目の縦棒、この縦棒はオンラインテレビなどの登録をまだしていない世帯主です。
⑺Hier wordt nog gewoon ouderwets televisie gekeken.
ここでは、今でも昔ながらのテレビがいつも通り見られています。
⑻Maar zodra Duitsers wel zo’n abonnement hebben, verliezen de traditionele televisiezenders 30% van de kijkers.
しかし、ドイツ人がそのような登録をしていると、伝統的な放送局は30%の視聴者を失います。
⑼En volgens Morgan Stanley geldt dit bedrag voor hele Europa.
そして、モーガン・スタンレイによると、この数字はヨーロッパ全体に当てはまります。
⑽de verklaring is heel simpel. We raken gewend, om op ons eigen moment te kijken wat we willen.
説明はシンプルです。自分のタイミングで見たいものを見ることに慣れているのです。
解説
⑴gaanの過去分詞形にはhebbenではなくzijnになります。この使い分けは難しいですが、zijnを取るときは場所の移動や状況の変化についての動詞の場合が多いです。
Omlaagが、下へ、下がって、という意味の形容詞、副詞として使えます。
Rapは急速に、機敏にという意味の形容詞です。音楽のラップもrapです。
⑵voorzienが分離して、ziet ~ voorになっています。Voorzienは見越す、予想する、供給するという意味があります。
間に入るmaarは特に意味はなく、感嘆詞的なものです。日本語で言う「まぁ」というような感じです。発音も一緒なのでわかりやすいと思います。
Hetenは名付ける、名乗ると言う意味ですが、この文章のようにdie heetとかで「その名前は」というような方法でも使えます。
⑶Samen met ~で〜と一緒にと言う意味の用句になります。Zoalsは英語の「like a」と同じ意味で、〜のように。
Ouderwetsは「古風な」「昔ながらの」というふうな意味でポジティブにもネガティブにも使われます。
Een aantal ~は、いくつかの〜ですが、het aantal ~ だと~の数という意味になります。
⑷Volgens〜は、〜によるとという意味です。Volgens mijで「こうだと思う」という自分の知っている範囲で。という意味としてよく使われます。
⑸een keuze makenで選択する。という意味になります。
⑹de kolomは円柱、柱、縦棒と行った意味と、欄、段という意味があります。
Huishoudenは動詞だと家事をするという意味になりますが、名詞だと家事に加えて世帯という意味でも使われます。
⑻Zodraは〜してすぐ、〜になったら、という意味です。
Verliezenは失う、敗北する、の意味になります。
⑼geldenは価値がある、有効である、適応できるなどの意味があります。
⑽aan ~ gewend zijnで~に慣れるですが、aan ~ gewend rakenでも慣れるという意味になります。