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オランダ移住・留学手続きに必要な書類とその準備について

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オランダの移住手続きのために、日本から書類を持ってくる必要があると思います。

 

ですが、実際にオランダに行って手続き始めてないのに何が必要で何が必要でないのかいまいちピンとこないと思います。

特に、日本で準備してからオランダに行かなくてはならない書類に関しては、オランダに行ってから取り寄せるのは大変なため、

事前にちゃんと準備しておく必要があります。

 

というわけで、

オランダ移住手続きのために日本で準備する必要がある書類について解説していきます。

 

 

 

滞在許可・ビザの申請に必要な書類

ビザの申請に必要な書類はビザの種類によりますが、基本的には、オランダ内でビザの内容に沿った活動を行うことを証明する必要があります。

 

なので、ビザ申請のために必要となる日本の書類は、

  • 6ヶ月以上有効なパスポート
  • 受入機関が必要とする書類(入学証明書..)

の2つが必要です。

 

学生ビザなら入学許可書労働ビザなら就労許可証明、というような証明書がビザ申請に必要なわけです。

これらは学校・会社が発行するものなので、学校の入学許可、会社の就労許可、が出れば証明書も貰えるという運びになります。

なので、必要な書類は学校・会社に直接問い合わせて準備する必要があります。

 

フリーランスビザの場合は、オランダでかなりの書類を準備する必要がありますが、日本から準備する必要がある書類は実質ありません。

ですが、フリーランスだとオランダの銀行口座を作るのに苦労すると思うので、

  • 日本の銀行口座の英文残高証明書

を発行しておいた方がいいと思います。

 

 

BSNナンバーの取得に必要な手続き

オランダで長期滞在ビザを取得して住む場合、住民登録をしてBSNナンバーを取得する必要があります。

 

そんなBSNナンバーですが、手続き全体に必要な書類は以下になります。

  • 6ヶ月以上有効なパスポート
  • アポスティーユ認証済み戸籍謄本または抄本
  • アポスティーユ付き戸籍謄本または抄本のリーガリゼーション付き翻訳文またはリーガリゼーション付き抜粋証明
  • 賃貸契約書
  • 滞在許可証(これ無しでも仮BSNナンバーは発行可。)

です。(これは市役所に出す書類全部です。)

 

この中で、日本で準備する必要がある書類は、

  • 6ヶ月以上の有効なパスポート
  • アポスティーユ付き戸籍謄本または抄本

です。

 

賃貸契約書滞在許可証は、オランダに来てからでないと取得できないので、構うことなくオランダに来て大丈夫です。

 

翻訳文また抜粋証明のリーガリゼーション手続きに関しては、オランダでも日本でも行うことができます。

日本で済ませる場合は、日本に在住のオランダ法廷に登録された法廷翻訳家(2人います。)に翻訳を依頼して取得することができます。

 

翻訳手続き・アポスティーユ認証については以下の記事をご覧ください。

 

 

 

運転免許証

オランダで運転する際は、オランダに来てから半年間までは国際免許証で問題なく運転できます。

しかし、それ以降の期間にも運転する場合は、オランダの運転免許証に書き換える必要があります。

 

その際には、手続き全体で以下の書類が必要になります。

  • 身分証明書
  • 日本の免許証の原本
  • 日本の免許証のリーガリゼーション付き翻訳文または抜粋証明

です。

 

運転免許証の書き換えに関しては、日本の運転免許証だけでも日本から持って来ていれば、それ以降オランダに来てからでも手続きを進められます。

 

リーガリゼーション付き翻訳文または抜粋証明に関しては、BSNナンバーの時と同様、日本でも手続きを済ませることができます。

 

運転免許の書き換え手続きについては以下の記事をご覧ください。
 

 

 

入学手続き・単位交換

入学手続きに関しては学校に提出するので、学校が必要と言う書類を準備する必要があります。

ですが、だいたいの学校では、

  • 卒業証明書
  • 成績証明書

が必要になると思われます。

(ちなみに、入学試験はないことがほとんどです。)

 

これらに関しては、日本の学校に英語で発行してもらえば、オランダの学校も問題なくそのままの書類で受け取れると思います。

しかし、場合によってはノータリゼーションなどの認証が必要となる可能性もあるので、受入先の学校に問い合わせて確認してください。

 

一方、単位交換をするとなると話は変わって、学校ではなくオランダの公的機関に単位申請をします。

そして、この場合は「認証」を行う必要があります。

 

本の学校が英語で発行できる書類の場合は、

  1. ノータリゼーション
  2. アポスティーユ認証

の二段階を日本国内ですれば、オランダの機関に提出可能になります。

これらの認証手続きは、日本国内で済ませる必要があります。

 

一方で、シラバスなど日本語でしか学校で発行されていない書類は、

  1. 日本語のままのシラバスをノータリゼーション
  2. 日本語のまあのシラバスをアポスティーユ認証
  3. アポスティーユ認証済みシラバスの翻訳
  4. 翻訳文のノータリゼーション
  5. 翻訳文のリーガリゼーション

の五段階が必要になります。

 

1,2は日本国内で済ませておく必要があり、3は日本でもオランダでもでき、4,5は基本的にはオランダで行うことになります。

ですが、法廷翻訳家に翻訳を依頼することで、3,4,5の手続きをまとめて行うことができます。

また、これは日本在住の人もいるので、日本、オランダどちらでも行うことができます。

 

学生ビザの手続きに関しては以下の記事も参照ください!

 

 

まとめると、何を日本で準備する必要があるか。

手続きごとに、必要な書類と、そのために日本で準備しないといけないことを書いて来ましたが、

オランダの移住手続きをするためにはまとめると何の書類がいるのか。

 

まず、ビザ・BSNナンバーを取得するために、

  • 6ヶ月以上有効なパスポート
  • アポスティーユ付き戸籍謄本または抄本
  • 受入先の許可をもらうために必要な書類

 

運転免許証の書き換えに、

  • 運転免許証(運転免許の書き換えをする場合)

 

入学手続きをする場合は、

  • 卒業証明書(英文)
  • 成績証明書(英文)

※入学先の学校によっては変わります。

 

単位交換をする場合は、

 

何かで入国やビザに問題が生じた場合の保証

  • 銀行口座の英文残高証明書

です。

 

もちろん、他にも個人的にいろんな機関に手続きを行うことがあると思いますので、各機関ごとに確認する必要はあるかと思います。

 

また、これは2018年7月現在での話です。

オランダのシステムはすぐに変わりますので、目安に考えて、使えそうで持ってこれる書類はできるだけ持って来るようにしましょう。

 

以上です!

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