オランダ語 独学のすゝめ

オランダ語は独学で習得出来る。情報さえあれば。

オランダ語独学にオススメなオランダ語のテキスト10選

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皆さん!こんにちは!

今回はオランダ語講座の番外編第1号!ということで、オランダ語学習におススメの参考書・教科書を紹介していこうと思います!!

 

 

 

テキスト選びは語学学習の生命線

語学学習を独学で行っている人にとって生命線になるのが、テキスト選びです!

だって独学で語学を学ぶ以上は、語学の事を教えてくれる唯一の存在はテキスト以外に他ならないからです!!

 なので、適切なテキストを選ばないと独学での語学習得は一気に難しくなります。

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ここでは、日本語で書かれた参考書・テキストだけでなく、もっと教材を選びたい人や外国に行く以上、英語は必須でしょ!という人に向けて、英語で書かれたオランダ語の参考書・テキストも紹介していこうと思います!

 

オランダ語のテキストは限られている

「今まで幾多のオランダ語参考書・テキストを網羅してきた私が紹介する!」

と言いたいところなのですが、残念ながら日本語で書かれている物は両手に収まる程度しかありませーん。

また、日本語では初級レベルのテキストしかなく、オランダ語を理解できない間はその他の言語で学習するしか方法はありません。

 

 初級レベルの文法や語彙力を学習した皆さんに残された選択肢はおおよそ次の2つです。

ポイント

1.英語のテキストでオランダ語を学習する

2.オランダ語のテキストを翻訳機を使いながら学習する

そうなんです。ここで、英語力がある人に最大のアドバンテージが訪れます。

英語力がある人はこの記事内で紹介する、私がおススメする英語のテキストを使って学習すれば日常会話が理解できるようになる日も近いでしょう。

 

英語力がない人は、オランダ語を翻訳しながら理解していくしかありません。

が、それでも学習出来ないわけではないので、根気よく頑張ってください!

 

日本語で書かれたオランダ語の参考書・テキスト

文法テキスト

オランダ語の基礎ー文法と練習(著:クレインス桂子、白水社

〇難易度:★~★★(初級~中級)

〇個人評価:4.4 / 5点

 

まず、1冊目に紹介したいのがこちらオランダ語の基礎」です。

こちらが、僕が最もお世話になったテキストですね。

 

僕は本気で5周しました。(笑)

それぐらい使いごたえのあるテキストでした。

 

内容としては、本当に初級のアルファベット・発音から文法の基礎は一通り説明されており、本当に0から本格的に学びたい人のための文法テキストになっています。

章ごとに2~4ページ程度の説明があり、その後に例文例題がある形です。

 

またCD音声が付いており、発音の説明が音声を使ってされていることや、章ごとの例題を音読してくれるので、オランダ語目で読むこと耳で聞くことを両方カバーしてくれることはこのテキストの素晴らしいところだと思います。

 

残念なところは、回答に解説が載っていないところですね。なので、答えが間違っていたら、その章の説明を読んで自力で納得しなければなりません。

けど、オランダ語のテキストそんなものばかりなので仕方ないので、とれもおススメです!!

 

ニューエクスプレスオランダ語(著:佐藤 弘幸、白水社

〇難易度:★(初級)

〇個人評価:3.6 / 5点

 

こちらも初級のテキストになりますが、「オランダ語の基礎」よりもより簡単な内容を取り扱ったのが「ニューエクスプレスオランダ語です。

ページ数も前者の半分もなく例題は遥かに簡単なため、真剣に取り組めば一瞬で終わります。僕も1週間で終わらせました。(自慢。)

 

形式も説明があってから例題があるスタイルです。CD音声が付いていて勉強になる点も「オランダ語の基礎」と同じような感じです。ただ易しく分りやすいと言った感じです。

ニューエクスプレスは他の言語(ベンガル語までもありました。)も幅広くやっているので、テキスト形式は確立されており、それも分かりやすさを助けていると思います。

 

そして、ニューエクスプレスオランダ語の最大の強みは単語帳とセットになっている所です。なので、文法を進めながら同じテンポで単語学習も進められるので、覚えた単語が文法学習中にも出てくるのは単語を覚える為には非常に効率がいいですね。

なので、本当に0から軽く始めてみるのなら「ニューエクスプレスオランダ語」の方がいいかもしれません。

 

中級オランダ語 表現と練習《CD付》(著:クレインス・フレデリック、白水社

 〇難易度:★★★(中級)

〇個人評価:4.2 / 5点

 

日本語で書かれているテキストでは唯一の中級編が「中級オランダ語 表現と練習」です。初級をクリアした日本人はこのテキストに行くか英語のテキストに行くかの選択肢しかありません。

 

内容としては、タイトル通り文法というよりも表現を中心としており、より日常会話に近いような表現があること、更にCDもしっかりとついていることがこのテキストの強みです。

ここは皆様の登竜門でしょう。

 

単語帳

聴いて,話すための-オランダ語基本単語2000

 難易度:★★★(中級)

個人評価:2.1 / 5点

 

オランダ語単語帳の中で唯一CDが付いているということで購入しました。

音声を聞きながら、僕は単語を聞いた方が覚えやすいので、CDが付いているだけで飛びつきましたが、まずCDは別売でした。これはやられましたね。

形式としては、場面ごとに分類されている感じでした。

 

この単語帳の最大の難点は、ワードチョイスが悪さです。16ページ目に銀婚式(Zilveren huwelijk)が出てきます。

日本語でも1回使ったことあるか、いやないわ!

 

銀婚式が25年目の事をこのテキストを通じて覚えましたね。(笑)

ワードのチョイスが悪いのは確かですが、CDはオランダ語→日本語の順に流れるので,テキストがなくてもiPodで聞くだけで単語学習が出来るので、手軽に単語学習と発音の勉強ができるのがこのテキストです。

 

 

 

オランダ語の語彙本シリーズ(3000~9000語)

 (著:Andrey Taranov、T&P Book)

〇難易度:★★~★★★★(初級~上級)

〇個人評価:3.8点 / 5点

 

オランダ語単語集の中で圧倒的な語彙数を誇るのが「オランダ語の語彙本シリーズ」です。2000∼3000語レベルの日常会話レベルを網羅しているものから12000語の大学レベルの手前までの幅広い難易度の語彙数を取り扱っています。

また、紙媒体のみでなくKindleもしっかり取り揃えています。

 

形式としては、最初に最重要語彙が500単語あり、その後はレベルに応じた語彙をカテゴリ―で分類して載せていく感じになっています。

大部分は名詞で、動詞が500単語、形容詞が100単語程度の配分になっています。

実際覚えないといけない単語はほぼ名詞なので,この配分になります。

 

ちなみに小技ですが、Kindle版の無料サンプルをダウンロードすると最初の500単語は全て見れます。(これは広めて良いのか?)

とりあえず、非常に使いやすいのでぜひ買ってみてください!

 

↓ペーパーバック版

Kindle

 

 

オランダ語を学ぶ スピーディー/簡単/効率的: 2000の重要ボキャブラリー

  (著:Pinhok Laungages)

〇難易度:★★(初級)

〇個人評価:4.0 / 5点

本当に必要な単語を2000単語を必要な順に並べているのが「オランダ語を学ぶ」。2000単語というのも、最初の目標には丁度いいですし、2000単語レベルまであればオランダ語の文章を読んで学習することが出来るので、お手頃なボリュームになっています。

 

形式は、本当に単語の重要性が高い順に並べられているだけですが、一応は重要度で150単語程度にグルーピングされその中で、名詞→形容詞→動詞→その他という風に並べられています。

 

非常に良いテキストなのですが残念ながらKindle版しかないんです。それが単語帳としては非常に残念です。

それでも、非常におススメの単語帳ですね。

 

辞書

講談社オランダ語辞典 (KS専門書)

〇難易度:記録なし

〇自己評価:4.1 / 5点

先にきっぱり言っておきますが、辞書に関してはもうこれ一択です。

一応、「蘭和大辞典」というのもあるのですが、これはどちらかというと文献資料で高い上に少し調べにくい印象です。

 

僕のオランダの先輩はみなこの辞書を学校に持って行っていたことで噂になっていたそうなほど、これに頼るしかありません。

 

今時、Google翻訳が発展しているから辞書なんて要らないよ!という考えの人もいると思いますが、ちゃんと辞書を買うことをおススメします。

何故かというと、Google翻訳オランダ語⇄日本語”のデータがない場合はオランダ語⇄英語⇄日本語”と英語を介して二重翻訳するので、全然違う意味になってしまうことが多々あるからです。加えて、”オランダ語→英語”ならいろんな訳の選択肢が出てきますが、オランダ語→日本語では1つの訳しか出てこないので、ピンポイントにその文脈に合う訳が調べられるとは限りません。

 

辞書には訳以外にも様々な情報が載っているので、辞書を買って、辞書の情報をフル活用することをお勧めします!

 

英語で書かれたオランダ語の参考書・テキスト

紹介する前に、英語で書かれたオランダ語テキストは日本語のそれと違い、山ほどあります。なので、どれが一番良いかは判断しきれないので、僕が使ったテキストを評価していきたいと思います。

文法テキスト

A Grammar and Workbook (Grammar Workbooks)(著:Jenneke A. Ooosterhoff)

〇難易度:★★~★★★(準初級~中級)

〇個人評価:3.6 / 5点

 

こちらは名前の通りに文法とワークが一体になっている、つまり一般的な文法テキストです。

 

レベル順でBasic→Intermediateの順で行っていくべきですが、日本語のテキストで基礎をみっちりやった人はIntermediateから練習問題を重点的にやるために買ってもいいかもしれません。

 

特徴としては、例文が多いことです。説明文中に例文が多く出てくるのでそこで単語の学習を並行して行うことがメリットとして挙げられます。

英語に自信がある人にはお勧めですね。

 

Complete Dutch: A Teach Yourself Guide (TY: Language Guides)(著:Gredi Quist)

〇難易度:★★★(中級)

〇個人評価:3.3 / 5点

 

こちらのテキストはCompleteと書いてありますが、全てを勉強できるわけではなく、僕はリスニングの練習問題があるので買いました。

リスニングCDが2枚あるなどリスニングが非常に充実しているので、そこだけでも十分に納得いく内容でした。

 

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